コンセプト
「異文化交流」を更に発展させる「多文化交流」!?
「ヨーグルトをさがせ!~Looking for Yoghurt~」は、歴史や文化、言語を持つ三つの国の子ども達が出会い、子どもならではの知恵で「違い」を乗り越え、互いを理解し、力をあわせて「希望の未来」を探す物語です。
それは日本・英国・韓国の三カ国のみならず、この地球に生き21世紀を生きる、全ての子ども達おとな達に共通のテーマと言えましょう。
子どもたちの叡知に学ぶ・・・子どもたちの叡智と未来への希望
子どもたちは、決して「いつもおとなに保護してもらわねば何も出来ない、おろかで無力な存在」ではありません。確かに、経験や知識や言葉はおとなより少ないですが、しかしその分、旺盛な生命力と鋭い感性で周りの世界を感知し、過去に束縛されない自由な発想力と限りない創造性を持っています。
「ヨーグルトをさがせ!~Looking for Yoghurt~」の作家・演出家・俳優・プロデューサー達は、そうした子どもたちの叡智に学び刺激を受けながら、創作を進めています。
ストーリー
舞台は世界のどこかにある大都会の、巨大なビル工事現場。
三人の子どもたちが目指す「ブラジル」とは・・・!?「ヨーグルト」とは・・・!?
・・・言語も文化も異なる三人の子ども達が、ごく僅かな言葉と、音楽やリズム、ムーブメントで意志を伝えあい、心を通わせ、未来への希望と友情を紡ぎあう・・・。そんな、多文化交流の国際共同創作ならではの魅力溢れる作品です。
ある夕暮れ、韓国の少女ノーランは、迷子の子ネコを探して工事現場に入り、冒険好きの日本の少年アカに出会います。彼は自らをヒーローに、かつて彼の遊び場であった工事現場を巨大モンスターに見立て、退治にやって来たのです。
二人は、工事現場の隠れ家に潜んでいた英国の少年ブルーを発見します。アカはブルーをモンスターが化けていると思い攻撃します。ノーランはブルーの孤独を感じ取り、必死でコミュニケーションを試みます。
そして言葉が通じない三人の間に少しずつ交流が生まれて。
彼らは工事現場の探索に出ますが、アカの大切な樹が切り倒されていたことを知ります。怒り悲しむアカに、ノーランが「木の伝説」を語り始めます。
それは、王の圧政に苦しむ人々を救おうと命を捨てた「我らの子」が、ある大きな木の下に「世界の希望」を埋めた物語。
切り株だけのアカの木の根元を、三人は掘り始めます。地球の裏側「ブラジル」まで掘れば、子ども達の「希望の世界」があるはず…と。
三人は「ブラジル」に、「希望の世界」に辿り着けるの?子猫のヨーグルトは?
子どもたちとの協同
子どもたちとのワークショップを通して創作!
このプロジェクトにおける最大の意義の一つは「子ども達との協同」です。
創作の重要な節目には各国の子ども達とワークショップで出会い、彼らの意見やアイデア、イメージを作品に反映させています。
2008年5月には韓国のソウル市、日本では、東京の世田谷区立代沢小学校新BOP(学童クラブ)と埼玉県所沢市の所沢クリドラタウン
で各1週間子ども達とのワークショップが行われ、子ども達の抱く危機感と、知恵や希望に触れました。
英国では更に、劇作・演出家のピーターが1年間をかけ2つの小学校でそれぞれの「Looking for yoghurt」を創作、バーミンガム初演の時期に上演する取り組みがスタートしています。
10月には英国バーミンガム市で2週間にわたって、各国の劇作・演出家および俳優と子ども達との創作ワークショップが行われ、作品のタイトルやストーリーが形作られ、三国の劇作家によって脚本にまとめ上げられました。
そして2009年4月にはプロダクション全メンバーがソウルに結集。5月の英国初演をめざし、作曲・演奏家とともに最終リハーサルがスタートしています。
子どもたちや各国の俳優たちとの創作の模様は、Report@アートインAsibinaラベル“プロジェクト”をご覧下さい。
劇作・演出家.ピーター・ウィニー・ウィルソンの創作ブログはコチラ→Looking for Yoghurt![]()








